2014年06月08日

医学の進歩と制度の変化

医学はどんどん進歩しています。
また、人を取り巻く環境が変わってきて、病気の割合や状況も変化が起きています。

世の中はストレスが増えてきて有害な物質が身体の中に入ってきます。
そのために増えている病気がありますが、医学の進歩で減っている病気もあります。

例えば肝機能障害ですが、新聞だかネットで次のようなニュースがありました。
「重い肝機能障害を対象とした身体障害者手帳の取得条件の緩和を検討する。」というものです。
なぜなら、条件が厳しすぎてなかなか身体障害者手帳を発行してもらえないと言う状態になっていると、患者の団体が訴えているからです。
政府での調査によると、想定数の1〜2割程度しか認めていないということです。
これはやはり基準が厳しすぎるよう言うことなんでしょうね。

肝硬変の患者は全国で約30万人いるそうです。
この制度が始まった2010年の試算では、患者のうちの約1割として、3万人程度を「重い肝機能障害」と想定したようです。
ところが条件を満たして手帳の配布を受けている人は1万人未満だそうです。

なぜなら交付基準が厳しいので、腹水で歩けない状態でも交付されない人がいるそうです。
また肝がんを併発する患者も多いのですが、抗がん剤治療で肝機能の数値が一時的に改善したため、基準から外れるケースがあるとのことです。

つまり、医学の状況が進歩してきて、こういう数値による基準も見直しが必要になっていると言うことではないでしょうか。

障害者手帳があれば、医療費の援助や交通費の支給もあります。

現在のままでは、最重症と判断された人は近いうちに死亡すると宣言された状態になりかねません。
医療費や生活費の補助を受けて病気と戦っていくと言う主旨が変な形になってきています。

厚生労働省も見直しを検討していると言うことなので、こういうことは速やかに行って欲しいものですね。

これは一例です。
病気に関するいろいろな基準は何十年も前のものが結構ありそうです。
医学の進歩にあわせて制度の進歩もお願いしたいものです。
posted by ミム at 15:21| 手術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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